21年度スタートにあたり

ご安全に

今日から2021年度がスタートしました。
昨年度より成長できたと自らが感じ、周りからも成長したねと言われる様に、互いに切磋琢磨しながら取り組んでいきましょう。

まずは昨年度下期を振り返り、誰一人怪我をする事無く業務を遂行できた事に感謝致します。又、新型コロナ感染に関しては、一人ひとりが自分自身が感染しないという事だけでなく「周りの人に感染させない」という思いやりを持った行動を取って頂いた結果、社員から誰一人感染する人はでませんでした。有難うございます。引き続き、自分自身の為、大切な家族の為、仲間の為に何をすべきか意識を持って行動願います。

20年度の業績に関しては、見込みの段階ではありますが、売上高は前年並み、利益に関しては対前年増益となっています。特に利益に関しては過去最高益を更新する見通しとなっています。コロナ禍の影響がある中で、皆さんの努力によりこの様な好業績が得られた事に対して、重ねてお礼申し上げます。

さて、新年度を迎えるにあたり予算を立案致しました。残念ながら対前年で、売上高、経常利益共に悪化し、減収減益となりました。特に、上期は厳しい予算となっており、皆さんにはご心配をおかけする事となっています。
セメント協会によれば新年度の国内セメント需要が、3,900万トンと回復する兆しが見えず、住友大阪セメント社グループの投資についてもより厳選した内容と伺っています。
グループ外の関係もコロナ禍の影響から当初予定した受注が確保できない状況です。

上期の厳しい状況を乗り越え、年間を通しては中期計画通りの利益が確保できる様に個々が成長し、互いに支援、協力をしながら、組織としての取組みをお願いします。又、昨年度の反省として、先を見据えた受注が確保出来ていなかった事が挙げられます。足繁く客先を訪問し情報を得て、客先との信頼を失わない様に努めていきたいと思います。

年頭の挨拶で脱炭素社会に関して少し触れました。
親会社である住友大阪セメント社でも『2050年カーボンニュートラル』に向けた取り組みを発表しています。まずは今年度から2030年度の目標を達成する為の工事がスタートします。通常の起業工事に加えカーボンニュートラル対策工事が追加されます。当社に対する期待は非常に大きいです。少しでも多くの要望に応えていかないといけません。使命感を持って客先からの満足が得られる様に一枚岩となって成し遂げていきましょう。

話しは変わりますが、先日親会社を訪ねました。コロナ感染防止対策によるものだと思いますが、出社して業務を行っている人は僅かでした。社内会議もリモートで行っている様でした。徹底して対策を講じている事に感心する反面、この様な状況が継続した場合に、有事の際には充分な意思疎通が可能なのだろうか。いざ鎌倉と言った時に一丸となって戦えるのかと不安を覚えました。私が、入社した当時は、face to faceで仕事をしなさいと口酸っぱく言われ、現場とは電話で話すのではなく、直接、現場へ行って話をしなさいと言われたものです。

世の中はコロナ禍の影響で大きく変化しており、今までの考え方をリセットしてより良い方法を構築していかないといけないのでしょう。全国的にまだまだコロナ感染が終息する気配はありません。コミュニケーションが取りづらい状況は続くと思いますが、目配り、気配り、心配りを忘れない様にしたいものです。

最後になりましたが、今日4月1日付で新しい仲間が増えました。早く職場に慣れて頂ける様に
積極的に声を掛けてあげて下さい。宜しくお願い致します。

ご安全に

記:代表取締役 明代知也

明代知也

代表取締役

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