2024.07.01

7月 月初のご挨拶

                                     2024年7月1日
                              常務取締役 営業部長 坪井泰紀

 皆さん、おはようございます。今日7月1日、大阪は朝から雨で始まりました。早速、月初のご挨拶を送信致します。最後まで、目を通して頂ければ幸いです。

 先月末、遅い梅雨入となり、7月を迎えました。お天気予報ではこの先、局所的な大雨と梅雨明け後の猛暑・酷暑の予想だそうです。少しづつ気候帯がズレて来ているのは、確かなようですね。『今までに経験したことのない・・・・』の言葉をよく耳にします。心の準備とそれへの備えは、必要ですね。

 さて、話は変わって10年程前から、特に還暦を過ぎた頃から「落語」をよく聴くようになり、たまには、生の噺家(ハナシカ)をと、神戸/喜楽館や大阪天満天神/繁昌亭の小屋に出掛けます。好きな噺家は、上方落語では「桂枝雀さん」、創作落語では「桂文枝さん」、東京(江戸)落語では「古今亭志ん朝さん」ですが、枝雀・志ん朝ご両人は、二人とも早くに他界して居り、今は便利なYouTubeを通勤電車で聴いては、いつも笑いを嚙み殺しながら肩を大きく揺らしている姿は、周りの乗客には可笑しな奴だなぁ~と思われているのでしょうね。出囃子(デバヤシ)で始まり、噺家小道具の扇子・手拭で、いろいろな動作を描写し、話術ひとつで、ありありと浮かぶ情景迄も 演出してくれる素晴らしい芸だと小屋に出掛けては、感心しています。この前は、古典落語「目黒のさんま」を堪能しました。

 また、営業という職業も、多かれ少なかれ「話す」という行為なくしては、上手く成り立ちません。なにも噺家のように、身振り手振りで情景が見え、相手を引き込むような話芸は出来ないにしろ、自分流の説得力ある話題・会話は、身に付けたいものですね。お客様を訪問すると私は、殆ど仕事と関係ないような話題で長時間大切な時間を使い込んでしまいます。すっかりお客様も巻き込んで、ひとしきり話が終わりかけると、気が付くと、次のお客様の予定迄も大きく割り込んで、挙句お客様から「坪井さん!ところで今日は、なんでしたっけ?」となり、「あれ~また、やってしまいました~ごめんなさい」と仕事の話は、数分というお粗末な事態が往々にして有るのです。営業同行してもらっている若い二人には、決してこのような真似はしないようにと(恐らく、しないでしょう)言いながら、これが私のスタイルなのでと、是非二人にも「自分流」を会得してほしいと、常に言い訳をしています。申し訳ないです!

 昔、営業マンと言うのは、殆ど言葉少なく、相手に多くを喋らすことが出来て初めて一流・ベテランと聞いた事が有ります。これには今もって到底、なれそうに有りません。私は、これは言い換えると「聞き上手」という事だと勝手に思っています。さすれば今、私が永年付き合って戴いている多数のお客様は、どうも「聞き上手」な方ばかリじゃないかと思う次第です。でも懲りずに、リップサービスにも関わらず「坪井さん!是非又、来てよね!」と言って下さる事になぜか嬉しく、また甘えています。

 お客様という存在が無い会社は、殆ど有りません。お客様と一番接点の多いのは、営業です。たまには、客先から厳しい要求も受けながらも、言いづらい事もしっかり伝える事が出来る、なんでも話し合える関係、コミュニケーションを創る事、これが、永く・永くお互いに地道に良縁を続けられる事だと信じています。これから将来、営業業務も、AIが取って代わる時代が来ると言われていますが、私の眼の黒いうちは、まだまだ、古い型の昭和営業でございますが、これを押し通し(これしか出来ませんが)、続けて行きたいと思う次第です。

 最後に予算の話を少し致します。今月から早くも下期見直し予算策定を進めなくては、なりません。先ずは、上期予算の進捗状況確認と下期に向けて大きなズレが無いか、そのズレの補填策は有るのか、今月末には、具体的にその全貌確認を進めて行きます。10月に入れば早々に、各支店・事業所に向けて確定した見直し予算説明会を行って参ります。皆さんも是非、予算という内容を意識して頂き、今行っている業務は、ここに繋がっているのだと認識・実感しながら、日々業務を進めて頂きたいですね。

 最初に書きましたが、今月も暑い日々が予想されています。体調管理をしっかり行い、笑顔で頑張って参りましょう。

今月も、ご安全に!!

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