高知事業所長 西尾康洋
おはようございます。月初の挨拶をさせて頂きます。
最高気温が40℃近い異常な暑さが続き、外での作業は本当に苦労する気候になりました。工場現場作業においては、熱中症にならない様にと注意して作業していますが、高知工場内では既に他業者の熱中症の発生がありました。ここでは改めて対策については触れませんが、喉の渇きを感じる前の水分補給が重要であると言われております。皆さんも習慣にして熱中症の対策としましょう。
熱中症の経験について現場である人の経験談を聞く事が出来ました。その方は夏場に瓦を運ぶ作業(恐らく前職の話し)をしていた時の話しで、少し前迄両手に瓦を持つ事が出来たのに急に力が入らなくなり、次の瞬間倒れた経験があると言われました。特に自分で気付くほど当日体調が悪かった訳では無いが、倒れる前の作業中に、しばらく汗をかか無くなったとの事。この変化を異常な状態と気付き作業を止めていれば倒れるまで至らなかったであろうと。この方はこれを経験しているので次の機会には、倒れる前に作業を止める事が出来ると思います。
それでは経験をした事が無い人は、どうすれば良いのでしょうか。 他人の話を自分の事、又は自分にも起こる事と記憶に残して行動する事だと思います。ところがこれが簡単に出来ないから怪我も繰返し同じ様な状況で発生しています。我々がやらなければならない事は、目の前の人に怪我をさせない為に不安全な行動、状態を見た時にそのまま続けると危ないよと伝えて、相手もその状態が危ないと感じて行動(対策)に移してもらう。それを続けてもらう事だと思います。根気のいる事ですが、「あの時注意しとけば怪我しなかったのに」と悔やまない様に取組みましょう。
話しは変わって、世間は毎日オリンピックの話題で盛り上がっています。期待通りの結果を残す事は、容易な事ではないと分かっていながら、前評判の高い人(競技)には、期待をしてしまいます。しかしながら運悪くそれが、叶えられない結果になった時には落胆せずに「よく頑張った」と拍手したいと思います。スポーツ観戦は、応援する事でも気持ちが高揚し元気が貰えます。よって良くない結果も含めて最後まで応援する事がこちら側から出来る唯一の事だと思います。既に期待通りの結果とならなかった人も沢山いて、その人は、私では想像も出来ない悔しい・悲しい思いをしているのだと思いますが、諦めずに次の目標に向かって頑張って欲しいし引続き応援したいと思います。 頑張れニッポン!!