鯉のぼりと徒然

この春も新入社員の研修を済ませ、送り出したと思うや、もう5月に入りました。

2名とも配属は高知事業所ですが、これからの基礎を大いに身に付けて行かれることを祈念致します。

ぼやっとしていたら、アッという間に新入社員に追い越されるかもしれません。我々も気を引き締めて前進しましょう 。

それから事務所内での新型コロナウィルス感染症対策も気を引き締めてよろしくご協力願います。

さて、GWは皆さんいかがお過ごしだったでしょうか。この間、大阪府では変異株によるコロナ感染者の高止まり、特に重症者数の1000人越えが連日報道され、行動自粛の大型連休でした。まあ今年はお天気にもあまり恵まれず、それほど残念さが感じられなかったかも知れません。

GW最終日は5月5日、子供の日、端午の節句でした。

端午の節句と言えば、武者人形に鯉のぼり。わが家にも男の子が2人おり、小さな頃は毎年狭い庭に見合ったナイロン生地の小さな鯉幟を揚げていました。翻って自分の幼いころを思い出すと、大人2人分の丈がある鯉幟が竿の先で泳いでいました。でも今年のようにお天気が悪いと結構大変なんですね。布製なので洗濯物よろしく雨の気配があると降ろして取り込まないといけません。緋鯉から真鯉、吹き流しと下から順に取り外します。子供ですから当然お手伝いをします。が、緋鯉を家の中に持ち込んで、その大きな口を見れば、やることは・・・。ご想像にお任せいたします。「破れる~」と怒られることは間違いありません。残念ながらうちの子は鯉幟に関心なく、よゐこにしていました。やっても頭を突っ込むのが精一杯でしょうが。

ところで鯉幟には違和感のある青色の鯉が普通に見られます。ウィキペディアによると青色の鯉は昭和30年台の後半から始まったようです。ちょうど核家族化が始まった頃、私が生まれた頃になります。♬大きな真鯉はお父さん、小さい緋鯉は子供た~ち~♬と唄ったからか、 “お母さん鯉”がいない!となって緋鯉をお母さんに、子供を青い鯉に模したようです。元々、幟の鯉は“登竜門“伝説にちなんでおり立身出世に意味があるので、黒の真鯉を象るだけでもよいのです。でも新たな切り口として、“幸福の青い鯉”をイメージするのもよいのかもしれません。

さすれば“個の時代”となったこれからは、どんな鯉幟に変化していくのでしょうか。今風にスマホの中をおひとりさまの鯉が泳いでいたりして。

当社の今上期損益はマイナス予算でしたが、先月の業績検討会の4月見通しは対予算好転です。ぜひ鯉の滝登りよろしく今後も上昇して行ってくれればな~と、ひとり柏餅を咥えながら思う祝日でした。

GWが過ぎると、いよいよ暑くなってきます。皆さん負けずに頑張っていきましょう。

以上

渡邉治之

管理部長

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エスオーエンジニアリングの総合エンジニアリングを支える社員。

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