2025.10.01

2025年下期スタート

2025年4月1日
代表取締役社長 片岡政之

 2025年度上期は何かと“あつい”半年ではなかったでしょうか。全国的に昨年を上回る記録的な暑さで、大阪市でも観測史上初めて年間の真夏日が100日に達したそうです。猛暑日を超える日も当たり前に頻発し、40℃越えとなる日の名称を決める動きも話題になるほどでした。4月13日に開幕した大阪関西万博は、前評判が芳しくなかった上に、並ばないはずがすごく並ばされたり、ユスリカの発生や水質問題、地下鉄の停止で来場者が会場や駅で夜を徹すことになったりと、多くの批判やトラブルがあったにも拘わらず、大屋根リングの圧倒的なスケールや、各国パビリオンのクオリティの高さ、そして何より万博でしか味わえない特別な経験が高い満足度を生んで、思いのほか熱く盛り上がりました。来場者数は当初予定には届かないものの、愛知万博を超え2,500万人を超える勢いで閉幕を迎えそうです。そして藤川新監督となった阪神タイガース。序盤こそ目立ちませんでしたが、投打ともに抜群の安定感を誇り、6月以降圧倒的な強さで史上最速優勝を果たしました。関西地区は勿論のこと全国の虎ファンには熱くて堪らない上半期だったのではないでしょうか。

 会社に目を移しますと、先ずはこうした猛暑にも拘らず一人の災害も出すことなく上期期間を終えられたことが何をおいても一番の成果であったと安堵しています。また業績面では、予算外で多くの受注を頂くことができ、売上、利益とも対予算好転で締められる見通しです。決して余裕のある体制にない中、持ち場持ち場で力を発揮し、安全管理に留意し、利益を生んで頂いたことに対し、全ての社員の皆さんに深く感謝いたします。

 下期は年初の策定時と変わらず、利益ギリギリの厳しい予算となりました。利益を残すには、無駄を減じ生産性を上げねばなりませんし、新しい受注も獲得していかねばなりません。将来に亘る社の持続的発展のためにも、如何に業務を効率化し、付加価値の高いアウトプットの提供で競争力を向上できるかがポイントです。そのためにも今後はよりDX推進に力を入れて参ります。既に購買システムの更新を進めていますが、あらゆる業務を対象に検討を進めて行きましょう。決して導入ありきではありませんが、食わず嫌いでは前に進みませんし、導入遅れが致命傷にならないとも限りません。現状のやり方を良しとせず、世の中の優れた技術を上手に取り入れていくことで、仕事が劇的に変わるかもしれません。

 そして今年度は23-25中計の最終度であるだけでなく次期26-28中計策定の年度です。現中計25年度の金額目標は、このまま予算達成できれば大きくクリアします。ただ、目指すべき目標は金額向上だけでなく、外部売上比率の拡大です。次期中計は全管理職はじめ多くの社員に参加して戴き、皆さんの意見を参考に第1次案まで策定しました。今後は2次案の期限となる11月、最終案期限の来年2月まで修正を掛けながらの取り纏めとなります。引き続き皆さんからの生産的、発展的な意見をお願いします。

 ちょうど1年前の10月1日に誕生した石破内閣は退陣となり、間もなく新しい日本のリーダーが誕生します。どのような形で決着したとしても、新内閣には内輪の権力・勢力争いではなく、国民目線で物価対策や暮らしの安心に繋がる、実のある政策を実行してもらいたいものです。当社も安全最優先に、しっかりと社内外のコミュニケーションを図り、一致団結して確実に成果を上げて参りましょう。

ご安全に

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