未来からやってきたアサリ

 残暑お見舞い申し上げます。
 今年の夏は連日の猛暑で、例年より暑さを厳しく感じました。

 8月5日~21日に開催されたリオデジャネイロオリンピックでは、日本選手の活躍に連日注目し一つでも多くのメダル獲得を期待して、皆さんも応援をしたのではないでしょうか。

 4年前のロンドンオリンピックのメダル数を3つ上回る41個のメダルを獲得し、世界の舞台で日本人が活躍する姿や表彰台に日の丸が揚げられる度に、日本中にスポーツの素晴らしさと感動、そして4年後の東京オリンピックに向けて大きな希望を与えてくれました。

 一方国内では、夏の高校野球が甲子園球場で開催され、白球を一心に追い続ける選手や応援をする姿には試合の結果に関係なく、スポーツの本来の意味素晴らしさを毎回見るたびに教えられます。
 オリンピック・高校野球の感動を力に変えて暑い夏を乗り切りたいと思います。

 今回は貝のアサリの話を少ししたいと思います。
 SOE高知事業所のある須崎市には、浦ノ内湾が有ります。数年前までは沢山のアサリがいて、潮干狩りをしてバケツに半分ぐらいはすぐに採る事が出来、子供から大人までが潮干狩りを楽しめました。今では数が極端に減って潮干狩りは禁止となり絶滅状態です。
 最近福岡県では今までの常識を変えた、画期的なアサリの養殖を始めたそうです。アサリを卵から成貝まで砂を使わずに育てる「砂なしアサリ」は口の中でジャリッとせずプリプリとした身と、漁村の活性化に期待されているそうです。

 アサリは稚貝になるまで陸で育て網カゴに移し、海中に吊るします。アサリが海水を飲んでプランクトンを濾して体に取り込む為、エサが不要で、余ったエサにより海が汚れることもなく、アサリが持つ浄化機能により海水をきれいにする効果があるそうです。又、出荷時期が限られず年中出荷できることも利点として挙げられ、未来からやってきたアサリとして全国から注目されているとの事です。
 私も今までの常識にとらわれず、常に新しい目でチャレンジ精神を持って未来からやってきたアサリに負けないように頑張りたいものです。

 まだまだ残暑厳し日が続きますが身体に気をつけて安全第一で頑張りましょう。
 ご安全に。


記:高知事業所長 朝日 幸年

朝日 幸年

高知事業所長

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