ご安全に
今日から2020年度下期がスタートしました。
気持ちを新たに上期と同様、宜しくお願い致します。
さて、当社の業績ですが、上期は売上高・経常利益とも対予算増収増益の見込みとなっています。
コロナ禍の中で、猛暑の中で、また客先対応の為に休日出勤などで対応して頂くなど、日頃からの皆さん一人ひとりの業務への取組みと、その成果に感謝致します。
さて、下期を迎え年初の予算を見直しました。残念ながら大型工事減少により対前年減収減益の予算となっています。前年と比較して厳しい状況ですが、売上高の大半を占める住友大阪セメント社の起業・補修工事は、国内セメント需要が年初想定から減少する中、ほぼ年初通りのようです。
まずは、住友大阪セメント社の工事を確実にこなし、更に高利益率の外部向けの工事についても受注完工をお願いします。
下期の取組み事項として、災害ゼロの達成、法令遵守は引き続きの優先項目です。それに加えて人材の確保、人材の育成が喫緊の課題だと痛感しています。
上期から注力して人材確保に取り組んでいますが、満足のいく結果が得られていません。まだまだ売り手市場で、全般的に人手不足が継続しているのかもしれません。それだけでなくSOEの会社としての魅力が足りないのかもしれません。
ともあれ将来を見据え、手遅れにならない様に早急に手当てしていきたいと思います。
人員を増やすという事は、短期的には教育費用などにより業績がマイナス方向に向かいます。引き続き全員がコスト意識を持ち、個々の技術や技能の向上、又資格の取得に努めて、お互いに支援協力する事により、組織として成果を出して頂く様にお願いします。業務を行う上で個々が成長を感じ、ゆとりある環境を構築したいと思います。
話は変わりますが、最近は少しでも本を読むように心掛けています。
今までも上司から本を読みなさいと良く言われてきましたが、なかなか習慣にはなりませんでした。
今は長期の休みや出張の際に本を購入し、1ケ月に一冊程度は単行本を読む様にしています。手に取る本は、主に人生の過ごし方、仕事のやり方に関する本が多く少し偏っているかもしれません。
人生経験が豊かで、現場で実績を残された方が書かれた本を良く選んでいます。最近は、丹羽宇一郎氏の ”死ぬまで努力、いくつになっても伸びしろはある” や野村克也氏の ”超二流、天才に勝つ一芸の究め方” を読みました。
読んで感じる事は人それぞれ違うと思いますので、あえて言いませんが、改めて気づかされる事もあり、心の支えにもなり、もう少し頑張ろうかな、と思う事が多いです。
まだまだ読むペースは遅く、同じ様な分野の本を読んでいますが、これからは習慣として色々な本を手に取り、吸収し、そして人として成長していきたいと思います。
ご安全に
記:代表取締役社長 明代 知也