2022年度上期スタート挨拶

ご安全に

今日から2022年度がスタートしました。今年も梅の花が咲き、桜の花が咲き、例年通りに春の季節を迎えました。

私自身この時期は、年度のスタートでもあり、新しい環境に飛び込む社会人や学生の方も多く1年のスタートである年始よりも、より新鮮な気持ちとなり、躍動的な感覚となります。

私にとっては、新年がプライベートな目標のスタートであり、新年度は仕事に関する目標のスタートでこの1年間も安全を最優先に将来に繋がる大切な年にしたいと思います。

昨年度に関しては、まずは災害ゼロが継続出来ました。業績に関しても一昨年度の売上高、経常利益には及びませんでしたが、予算を達成する事が出来ました。皆さんの日頃からの取り組みに大変感謝致します。

新年度がスタートするにあたり、まずは満足感・達成感・期待感を持てる、そして楽しさを感じられる会社であり続ける事を基本に取り組んでいき、個人が成長し、社会貢献できる企業を目指していきたいと思います。

その為には、人材の確保や育成、財産の継承、技術の伝承、構築、活用が重要です。そして、一人ひとりが意識変革、挑戦、支援、協力、尊重を意識し考動する事が肝要だと思います。

以下に主要取組事項を示します。
1)住友大阪社関連工事の完工
  セメント国内需要は3,800万Tと昨年度と比べてほぼ横ばいの状況で回復の兆しは見えません。但し
  カーボンニュートラルの実現に向け、大型工事が続いています。来年度までは継続すると想定されます。

  今後2年間は、非常に忙しくなると思いますが、住友大阪社の期待に応えていきたいと思います。又、こ
  の機会を良い経験が積める場が得られたと認識し、前向きに捉え取り組んでいきましょう。
  今年度は、売上高の90%以上が住友大阪社関連の工事です。確実に完工し業績の確保をお願います。今
  後も主要な客先である住友大阪社からの信頼を得て安定した運営に繋げていきたいと思います。

2)外部工事の獲得
  昨年度より、営業関係に少しづつではありますが注力しています。もう一度客先を選択、集中して以前に
  お世話になったお客さんを訪ねて、外部工事を1件でも2件でも増やしていきたいと思います。

  カーボンニュートラルの課題は住友大阪社だけの事ではありません。セメント業界や他の産業分野に関
  連する案件はないのか。又、1社独占の状況と言われる灰処理設備に食い込んで行く戦略はないのか。

  ごみ処理設備の中央制御システムでは、ボイラー発電の実績が無ければ参入できません。住友大阪社か
  らの仕事を継続的に得る事は重要ですが、全体の売上高に対する比率が高すぎる事は将来において不安
  な要素となります。住友大阪社以外の客先との信頼を得る事、人との繋がりを持つ事、外部工事に対応出
  来る骨太な体質を構築する事を大切にし挑戦したいと思います。

3)人材確保・育成
  引き続き将来の人材確保の為、重点を置いた採用を継続していきます。又、資格保有者が不足してきて
  おり、重点課題として資格取得に向けて支援をしていきます。

  是非、皆さんも資格取得に向けてチャレンジして頂きたいと思います。又、資格と共に大切な事は、実
  践を重ねる事で得られる知識や経験、技術や技能です。

  社内にはベテランの方から当社に入社してまだ間もない方もいます。お互いに支援、協力、尊重し合い
  人間力、技術力、実行力を身に着けて下さい。一人ひとりが日々成長する事を意識して行動願います。

  人は一番重要な資源の一つだと認識しています。大切な人が集まり組織として、財産の継承、技術の伝
  承、構築、活用する事で社会に貢献していきたいと思います。

4)無災害
  無災害が継続しています。日頃の皆さんの取り組みに本当に感謝致します。引き続き、作業管理、作業方
  法、作業環境(状態)に改善すべき点はないか、継続的に確認し対策を取って下さい。

  又、ヒヤリハットや気付きを軽視する事無く、早い段階で危険の芽を摘み取る様に心掛けて下さい。経
  験の浅い人には丁寧に作業内容、危険なポイントを説明し、お互いにルールを遵守願います。

  近年、自然災害が多発しています。中でも南海トラフ地震では、M8以上の地震が30年以内に70
  ~80%以上の確率で発生すると言われています。

  昨年度から高知事業所の耐震対策を進めています。今年度以降も計画的に進めていきます。”設備は元
  に戻せるが、被災した方の心は元には戻らない”事を忘れずに取り組んでいきます。

5)コンプライアンス遵守
  ”コンプライアンスが遵守できない企業は遠からず淘汰される”事を認識し遵守に努めて下さい。 法
  令改正に関して確実に対応すると共に、法令、社内ルールや過去の事例に関しては継続的に教育を進め
  たいと思います。又、定期的な社内監査を実施していきます。業務に関係する法令や社内ルールは、誰
  もが当たり前に自然に守れる環境を作ります。  建設業においても時間外労働の上限規制が24年
  4月より適用されます。業務の効率改善を目的にフレックスタイム制の導入を検討していきます。

  又、業務の効率化の為にクラウドシステムを導入していきます。導入にあたっての前向きな意見をお願
  いします。更に、自身の業務を振り返り不要な作業の廃止、作業の効率化への提案をお願いします。

最後に自分自身の為、大切な家族の為、仲間の為に何をすべきかを意識を持って考動して下さい。又、本日付けで新しい仲間が入社されました。早く職場になれて頂ける様に積極的に声を掛けて下さい。

ご安全に

明代 知也

代表取締役

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エスオーエンジニアリングの総合エンジニアリングを支える社員。

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