『私の一言 №11』~高知事業所員 3・11私の記憶 防災~

本日3月11日は、東日本大震災の発生から丸11年の日となります。(因みに曜日も当時と同じ金曜日です)
当時僕は高校2年生が終わる時期、次の年度から本格的な大学受験シーズンを迎える時期で、
震災発生時は地元の高校で普段通り授業を受けている最中でした。天気は青空一つ見えないどん曇り。
そのため直接影響を受けた訳ではないのですが、部活動が終わり帰宅してテレビを見ると、
今までに見たことの無い映像がスクリーンに広がっていました。
港やコンビナートが一面火の海、黒い濁流に流される巨大な建物たち…
叫び声や悲鳴も聞こえてきて、足のつま先までゾッとしたことを今でも覚えています。

それからの自分は、自然災害というものに対し極端な恐怖心を抱くようになりました。
直近ですと、この先確実に起こると言われている南海トラフ巨大地震に対しては、
もう高知に来る遥か以前からかなりビビッております。
現場へ出向く際に事務所から出た時天気が曇っていると「あの日あの時と同じ天気だなぁ…今日大丈夫かな」と、事あるごとにネガティブを発症するほど。

けれど、生きることを諦める訳にもいかないので、自分にできることは確実にやっておこう、
という気持ちも多少なりとも持ち合わせています。
週末は散歩がてら居住地から最短距離の避難経路の確認。
業務中は、いつでも自分の身1つですぐ逃げられるよう、
貴重品関係は全て作業着のボタン付きポケットの中に常に入れておく。
(腰ポケットは逃げる途中に落ちるから絶対ダメ)
他にも探せばできることはいくらでもあります。

あとは…実際に災害が起きてみないと分からないですね。起きた瞬間自分がどこにいるか。すべては運。
助かったにしろ助からなかったにしろ最期まで後悔はしたくないので、
自分にできること、コツコツと実践してゆきたいと思います。
備えあれば憂い無し。

以上

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