#工場メンテナンス
1994年 新卒採用
高知事業所 工務グループ
”長年培った経験をいかして
部下の指導に力を入れる。
― これまで多くの業務を経験されてきたということですが、具体的にどのような仕事を担当されましたか?
1994年、18歳のときに入社したのは押岡建設工業という会社です。のちの2003年にエスオーエンジニアリングと合併し、高知事業所となりました。入社して2年は設計、その後8年はプラントのメンテナンスに携わりました。そして工場内のことが一通りできるようになってから、兵庫や栃木に工場があったのでそちらへ出張するようになりました。4年ほど経ってから営業技術グループへ異動し、親会社だけでなく様々な顧客相手にプラントのメンテナンスの営業をするようになりました。そこで11年ほどおりまして、2年前に工務グループに戻りました。
― 現在のお仕事の内容を教えて下さい。
工務グループでチームリーダーとして部下9人の監督をしています。私自身も現場監督担当として様々な工事に携わりながらなので、いわば選手兼監督といった立場でしょうか。部下の中には経験が浅く技術が伴っていない者もいますので、教育に力を入れています。一人一人とのコミュニケーションの取り方を工夫し、信頼関係を築き上げるためにプライベートの話をするようにもしていますね。企業理念に沿って、仕事に対する意識作りをしていけるように心がけています。
部下の技術も個人差がありますので、どこまで技術を知っているか、どこまで理解できているかを探っていくことが大切です。しっかりと教育をした結果、以前教えたことを部下が迅速に対応できている姿を見ると嬉しいです。成長を感じられると、力を入れて組織作りをした甲斐があったと感慨深いですね。
”技術が身につくと
見える課題も変わってくる。
― これまでの仕事を振り返って、どういう場面が記憶に残っていますか?
入社してすぐの右も左もわからないとき、技術が伴っていないのに協力会社に指示を出していかないといけない場面がありました。どのような手順で作業をしてもらうかという手順表を作成する必要があるのですが、作業員一人一人の持っている技術はバラバラです。10人20人の意見を聞きながらまとめあげていき、手順工程表を作成しました。正解にたどりつくことができ、協力会社が納得してくれたときは達成感が強かったですね。
逆に自分自身の技術がついてくると、次は周りの熟練者が定年となり経験者がいなくなりました。技術者と密に打ち合わせをし、自分の経験談も交えながら説明するようにしました。後輩たちに指導しながら仕事が達成でき、業者さんに納得いただけたときにも胸にグッとくるものがありましたね。
”大阪本社勤務という初めての経験。
会社の未来に向け力を尽くす。
― 今後の目標について教えて下さい。
4月1日から大阪本社に転勤することが決まりました。営業技術グループでプラントのエンジニアとして勤める予定です。これまでに高知事業所から本社への転勤となったケースがなかったので、素直に嬉しいですね。
私の目標としては、2年でしっかりと結果を出していきたいと考えております。大阪本社での仕事の仕方を吸収しつつ、これまで取得できなかった国家資格を本社にいる間に取得していく予定です。また、全国を回って培ったプラントのメンテナンス技術に関しては他の人に負ける気がしないので、部下に教育・指導していきたいです。さらなる目標としては、東京・名古屋にも支店があるのでそこにも出向いて、エスオーエンジニアリングという会社の技術を広めていきたいと考えています。
4月は新入社員が入ってくる時期でもありますが、上に立つものは下につく人の気持ちを理解することが大事だと感じています。上司は指導をしながらも培った技術、企業文化や風土などをタイミングを見ながら伝えていくことが必要です。上の人間にやる気がないと下の人間には伝わりません。企業が勝ち残っていくためにはそうした思いが大切だと思いますので、会社の未来のためにこれからも力を尽くしていきます。
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